つい先日、いつものようにベッドに入って娘と寝ようとしたとき。
娘がこんなことを言いました。
「ママ、私大人になるの嫌だよ。」
どうして?と聞くと
「だって、私が大人になったらママ達はおばあちゃんになって死んじゃうんでしょ?そうなったら私一人ぼっちになっちゃうじゃん…」
そう言いながら娘は大粒の涙を流してワンワン泣くのです。
辛かった・・・
アスペルガー夫との子、兄弟を作ってあげることへの葛藤
夫のアスペルガーを知ってから、ずっと葛藤していました。
でも、そもそもセックスレスではあるんですが(笑)、娘の兄弟を作ってあげたいとは思っていました。(アスペルガーの性的関心についてはこちらにまとめてあります)
私自身、妹がいて本当に良かったと思うし、何より楽しかったから。
だから本当は、娘にも弟か妹を作ってあげたかった。
でも、私のカサンドラ仲間たちの間の勝手な統計では親が発達障害の人はそのほとんど(7~8割型)が何らかの形で発達障害を遺伝していると思っていて。
弟か妹を作ってあげたとしても、またその子もアスペルガーやADHDを遺伝して生まれてきてしまうんじゃないか?もしかしたら、夫以上の強烈なアスペルガーかもしれないし…という恐怖がどうしてもあるのです。
私が育てる自信もないし、その子にも苦労させちゃうだろうなという、申し訳ない気持ち。
でも、やっぱり娘も可哀想で・・・
本当は、作ってあげたかった
今、私の周りのママ友達は出産ラッシュです。
本当に少子化なの?!と思うほどみんなめっちゃ子供産んでますw
そんなママ友の第二子たちを見ていると、胸が締め付けられます。
可愛い新生児、下の子か~・・・私も抱っこしたかったな。
絶対的にかわいい我が子、娘のかわいい弟・妹。
欲しかったな・・・って、家に帰ってから涙が溢れてくる。
今も書きながら涙出すぎて鼻水出すぎて画面見えません(笑)
この気持ちを誰にも言えない
こんなに涙が次々とこぼれるのは、この気持ちを誰にも言えないからです。
本当はもっと子供欲しいけど、「あなたの遺伝子は不安で怖くて踏み出せない。欲しくない。」
なんて、どうしても言えない。
だって、夫が悪いわけじゃないんだから・・・
ママ友にも、「ひかりちゃんち下の子作らないの?超かわいいよ!作りなよ!」ってよくいわれるけど、
「うち、夫と不仲だからいらないわ~無理だわ~」なんて明るく笑って話すけど、内心本当に辛い。
娘にも、「ママは自分の妹ができた時、おばあちゃんが取られちゃってとっても寂しかったんだ。いつも抱っこしてもらえるのは妹だし、パイパイ飲んでかわいがってもらえて、ママはお姉ちゃんなんだからっていつも我慢してたよ。娘ちゃんも赤ちゃんできたらママを独り占めできなくなっちゃうよ?寂しいけどいいの?」
と、半ば洗脳して諦めてもらっています。
でも、心の中ではごめんね、ごめんねって感情押し殺してる。
夫にも、「私はあなたから心をもらえないんだから、私だってあなたに体をあげたくないよ!!!」と、これは本音ですが(笑)。
先日、弟ができた夢みたよって言われた時もやっぱり辛かったです。
「ありえないよ」って言いながら、想像しちゃって切なくなりました。
家族にも親戚にも、集まる度に言われるのが嫌で、私は子供ができない体ということになっています…
夫がなぜか親戚たちに大声でそう発表してしまったので。(笑)
夫はあんなに子育て協力しないくせに、子供欲しいんだから意味わからないでしょw(アスペルガーは子育てできるのかって話はこちら)
お葬式や法事の度に親戚から「長男はまだか」みたいなこと言われるのが嫌だったそうで、
「ひかりちゃんはもう子供ができない体になっちゃったんです」と親戚の皆さんに言ってしまいました…
これはこれでありえないけどねw
これ、誰にも言えない苦しみだから、ここで吐き出させてもらいました。
自分でもびっくりする位いっぱい泣いて、ちょっとすっきりした(笑)
聞いてもらってありがとうございました。
私、また”子供なんていらない・欲しくない仮面”かぶってニコニコ頑張ります!
同じ人、いっぱいいるんじゃないかな
子供は欲しいけど、アスペルガーの遺伝子が不安で葛藤してるカサンドラの人、沢山いるんじゃないかな…
私でよかったら、聞くからね。
ママ友だと思って話してくださいね。
きっと、誰にも言えなくて苦しんでる人いっぱいいるだろうなって思うし、その気持ちよくわかるから。
親がアスペルガーでも子供が定型発達の人もいっぱいいるし、そんなに悩む必要ないのかもしれないけどね。
でも娘を見てるとこの先大人になったら苦労しそうだなーというのはやっぱり否めなくて。
彼女、女子トークに入っていくのが苦手だし、名前を何度も呼ばれないと会話が聞こえないんです。
前回の記事にも書いたけど、早く発達障害治る血液の研究して欲しい~!!
頼むよ~!切実だよぉ~!(笑)
今回は、娘の苦しみを考えて辛くなって、こんな記事になってしまいました。
こんな記事だけど、少しでも、同じ思いをしている人の心に寄り添えますように。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!