今年の汚れ、今年のう~ち~に♪♪♪
ということで、なんとしてでも我が家で起きたこの大事件を今年のうちに皆様に伝えておかなければ!!!と思い、今パソコンの前に向かっています。
皆様、この記事を読む前に、是非前回の夫の言葉を思い出していただきたいのですが…
↓これ
俺ならずっと面倒見てあげるのにな。それも含めて夫婦なのに。本当にあり得ない!! ~夫が、義父の非常識な行動に怒り、放った一言より
もういっちょ!
ひかりちゃんがもし認知症になったら俺はちゃんとお世話するし、なんなら下の世話までしてあげるし、ずっとついていてあげる ~夫の一言セリフより
私が困った時、これまで一度足りとも優しく介抱した実績なんてない彼が、なぜか根拠のないやる気に満ち溢れておりましてww
こんな、彼を知らない人ならコロッと騙されそうなセリフを言ってくるわけですよ。
皆さん、これからこの言葉が本心からだったかわかりますからね 笑
それでは夫からの優しいセリフを胸に(笑)、この記事の本題に行ってらっしゃ~い!!!
妻が死にそうでも見に来ない(笑)
11月半ばの土曜日、私は超久しぶりにママ友達とお酒を飲み、夜中に帰ってきてお風呂に入ってベッドに入りました。
ふと気づくと隣で娘が熱を出しており(37.5度)、看病しながら寝ていました。
・・・そして次の日の昼の11時。
起きてはいたけどまだ体にお酒も残っていて、娘の看病しながらベッドでゴロゴロしていると、突然私の心臓がとんでもない速さで動き始めたのです!!
それがちょっと運動して脈拍が早くなるやつとは全然違う感覚で、元々高血圧なのもあって心臓の動きが大きすぎて体が揺れて気持ち悪くなる程でした。
え?どうしよう。なんだこれ?やばい、絶対変だ!
と思った私は心臓に話しかけてみたり(笑)、姿勢を変えてみたり、起き上がってみたり、水を沢山飲んでみたりしましたが状況は変わらず・・・
とりあえずどうしたら良いかわからず、廊下の先の自分の部屋で寝ている夫に電話をかけました。
そして電話を切られました・・・><
ねぇ、こんなに廊下離れててドア閉め切ってて、どうやって私が死んだら気付けるの?
そしてその後、夫が私の様子を見に来ることはありませんでした。
それでも心臓はあり得ない程の速さでドクドク動いていて、不安に駆られた私は母に電話をしました。
母は尋常じゃない様子にすぐに気が付いて、
「血圧測ってみなさい!」と。
すると、高血圧はいつもの高さでしたが脈拍がなんと189!!!(私の普段の脈拍は54~58位と低めです)
「189?!?!すぐ救急車呼びなさい!!夫君は何してるの?なんで電話しても来てくれないの?娘ちゃん、すぐパパに救急車呼んでって言って!」
と携帯のスピーカー越しに的確なアドバイスをくれました;;
娘はすぐに夫の部屋まで走りながら、大声で叫びました。
「パパ、ママが死んじゃう!!!早く救急車呼んで!!!」
・・・しかし夫の声は全然聞こえてこない上に部屋から出てくる気配すらありません;
え???
圧力をかけると心臓がはちきれそうになりながらも、できる限り大声で
「夫く~ん、夫く~ん!!!お願い、救急車呼んで!!!」
と夫を呼び続けました。
母もスピーカー越しに叫んでいました。。
しばらくすると、夫の声が聞こえてきました。
自分のベッドの上で寝っ転がりながら救急車を呼んでいるのです(笑)
私の様子を一度も見ずに・・・><
そして救急隊員に適当なことを言っているんですw
見てないし様子も何もわからないんだから当然ですよね。
娘が夫の部屋に行ったことで部屋のドアが開き、夫が救急隊員の方とスピーカーにして話してるので私にも内容が聞こえていました。
救急隊員「呼吸はし辛いとかありますか?胸や心臓は痛いですか?」
夫「息がしにくいと言っています。胸が痛いみたいです。」
・・・
私「夫く~ん、私、息普通にできるし胸も痛くないからー!!」
夫「あ、息は普通にできてるし胸も痛くないそうです。」
え、なんなんこのやり取り・・・><
ここまで来ても、まだ夫は私の部屋に来て様子を見ることもしませんでした。
私への興味のなさが酷すぎる;
救急隊員が来るまでの間、心配ごとは自分の事
夫が第一に心配して私の部屋に入ってきたのは、救急隊員との電話を切った後でした。
ねぇ、ひかりちゃん。娘熱出てるんでしょ?病院入れないんじゃない?もしコロナだったら俺仕事休まないといけないんだけど?どうしよう?
え・・・今自分の仕事の悩み?嘘でしょ?w
大丈夫だから。今はもうみんなコロナになってるし、そんなに心配しなくていいよ。娘が病院入れなかったら夫くんは家に残って看病してあげて。私一人で救急車に乗って行ってくるよ。
その一言で夫は落ち着いたらしく、次からの私の指示を全部順番にこなしました(笑)
- まず、あなたと娘は着替えて。
- あそこの棚から大きな紙袋を出してその中に私の着替えを入れて。靴下も忘れずに。
- 外は寒いから羽織るものもいれて。
- 携帯も入れて。
- あのクローゼットの〇番目の引き出しに保険証と財布が入ってるからそれも入れて。お薬手帳はあそこ!
- 今日は雨の予報だったから、洗濯物を家の中にしまって。
・・・てな具合で、死にそうになってるからと言ってうかうか救急隊員が来るまで寝て待っていることはできませんでした。
全て私が指示を出し、一つ一つ夫がこなしていきました(笑)
大丈夫?よりもまずは金(笑)
娘は熱があっても大丈夫とのことで、一緒に救急車に乗って病院まで来ました。
タンカーで運ばれて救急車に乗ってる間も、病院についてからも、ずっと脈を測ってる機械からピコーン、ピコーン!!という警告音が鳴り響いていました。
ドラマでよく見るあれでしたw
救急車で運ばれている時、私の脈は200を超えていました。
結局、脈を下げる運動?や呼吸法を試しても一向に下がらないし、1時間以上もずっと高いままなので点滴の中に注射で薬を入れて一気に脈を下げてもらい、私の脈は91にまで落ち着きました。
こんな症状はその日が初めてだったしとてもびっくりしたけど、「発作性上室性頻拍」という病気らしいです。
突然電気信号が何かの原因で乗っ取られてとんでもない不整脈になることがあるらしく、これが何が原因かわかっていないそうです。
とりあえずまだ心拍高いけど、今日はお家に帰れますよとのことで脈を下げる薬をもらって帰ることになりました。
救急病室から一人出て、待合室で待ってる二人の所へ行くと、夫が第一声。
「病院代6,000円と薬代500円、後で忘れないようにLINEで送っといたからちょうだいね。」
はぁぁぁ~~~?!?!
普通、「大丈夫?」じゃないの?
「もう心臓戻ったの?」とかさ。
借金の取り立てが、彼の一番にしなければならないTODOリストに入ったんでしょうけどね。
さすがアスペルガー・・・
本人は自分はASDレベルでいうと軽度なんだといつも言うんだけど、もう、何をどう比較しての軽度なのか私にはわからない><
自称軽度ASDだと言っていてもこんなんですからね。
専門病院にたった一日でASDと診断された人って本当に軽度なの?!w
妻のSOSは無視し、ピンチの時に自分の心配だけをし、そして一番伝えたいことが借金の取り立てww
こんなんでも、俺は今回超いい仕事をしたと自信満々になってるから、本当に意味不明です。
そして帰ってからもASDはASD
タクシーに乗って家まで帰ってきました。
家について開口一番。
「俺、超眠いから部屋で寝てくるね。何かあったら電話して。」
・・・さすがです(笑)
私はさっきまで救急車に乗って病院で一瞬で心拍落とした超具合悪くなる薬入れてもらってまだ心臓バクバクしてるのに、熱ある娘の看病をしなきゃいけなかったんです。
具合悪いってずっと泣いてるし、アイスパック取り替えたり飲み物持ってきたり、お薬飲ませたり、毛布直したり。
夫はずっと部屋で寝ていて、私が指示をしたことしかしないので本当にストレスでした。
・洗濯機のスイッチを入れて、終わったら洗濯物を干してください。
・アクエリアス500mlを4本と、そばとうどんのすぐ食べれるやつと、お弁当を二つとゼリーを人つ買ってきてください。
全部具体的にね(笑)
その後6時間は心拍90から下がらなくて、ずっとバクバク苦しかったから助けが必要だったんだけど。
夫が買い物から帰ってきて、「ねぇ、俺うどん食べていい?」と聞いてきました。
「え?他のお弁当あるんじゃないの?そばとうどんは私と娘が体調悪いから食べたくて頼んだんだよ。他のお弁当は何があるの?」
「四川麻婆豆腐丼と、揚げ物」
「いやいやいや、そんな辛いものと油もの今食べられないよ。うどんとそばは私たちに残しておいてくれない?」
「えー?ダメなの?俺今うどん食べたい気分なんだけど。」
「申し訳ないけど私たち今そばとうどんしか食べれないから、そっちのお弁当を夫君が食べてよ。」
「わかったよ!もういいよ!!!ならもういらない!!!怒」
・・・という子供のようなやり取りをしてげっそり疲れてw
心臓弱ってて戦う元気さえなくて。
とりあえず私と娘のごはんを死守した感じでしたwww
それから夫は眠り続けました。
次の日も、妻が心配なのでと会社に電話して、自分の部屋で永遠に眠り続けました(笑)
お洗濯と買い物を指示したときだけのっそり部屋から出てきて、また部屋へと帰っていく二日間でした。
おわりに
冒頭で思い出してもらった夫のセリフ、彼は実行できたでしょうか?(笑)
いやー、本当にすごいですよね。
今までどんな時だって私に寄り添って看病なんてしてくれたことないのに、「俺はひかりちゃんの面倒見てあげるんだ!」と思ってるのもすごいし、そしてそのセリフ言って間もない事件だったのに早速実行しないんだもんなw
「死ぬかもしれない」って助けを求めても相変わらず心配したりしないんだなぁ。。。
これが、憎き嫁!今こそ死んでくれるチャンス!!!とか思ってるなら話は分かるけど、夫の場合そうではないから尚更謎なんですよね(笑)
しかし私、一緒に住んでて、休みの日の日曜日に具合悪くなって助けを求めても見に来てすらもらえないって、パートナーとしている意味ある?って今度こそマジで考えちゃってます。
実はこの話には続きがまだまだあるんですけど、もんのすごく長くなりそうだし今日は時間もないので一旦ここで記事をアップさせてもらいます。
次の日、夫の自己中発言に私がキレます(笑)
そして夫も逆切れしますww
お楽しみに^^笑笑
「俺、アスペルガーだけど軽度だよ」って発言は、診断された病院のワークショップに通ってた頃、自分よりはるかに自閉症度が高かったメンバー達を見てそう思ったそうです。
どんな人達と比べたのかはわからないけど、自称軽度のASDでも、定型発達からするとかなりぶっ飛んでます。
また近々この話の続きをアップさせていただきますね。
最後になりましたが、皆様今年一年本当にお世話になりました。
いつもコメントやメール、Twitterなどで優しいメッセージを下さる仲間の皆さんに救われています。
皆様の苦しみが少しでも無くなって、一緒に乗り越え幸せになれますように。
良いお年をお迎えください☆
ひかり