「言わなきゃわからない」のレベルが桁違いなアスペルガー

皆様、あけましておめでとうございます

・・・ってもう何月よ?

マジでサボりすぎて年度またいで4ヵ月も経ってしまいました。

きゃーあり得ない><

 

・・・というのも、アサイ有機ゲルマニウム飲んでもらってから夫がガラリと変わってしまって私自身だいぶ楽になり→詳しい記事はこちら

同時に夫がスポーツに大ハマりしてほとんど顔を合わすこともなくなって、会話も減ったんだけど険悪ではなくなったこと。

そして、最近は私もキックボクシングにハマって頑張ってたら段々夫の事を考えたくなくなってしまい、夫にムカついて嫌なことがあってもサンドバック殴って蹴って(超痛いし 笑)・・モヤモヤを忘れるという日々になっていました。

ヤバいでしょ、これw

DVの証拠写真みたいになっちゃってるけど、ご安心ください!サンドバック蹴りすぎたスネでございます(笑)

というか、DV証拠写真だったとしてもこれやられた側じゃなくてやった側だよね><;

 

 

・・・さて、思いっきり言い訳な前置きはいいとして、今回は「言わなきゃわからない」のレベルが想像以上なアスペルガー夫について。

暴言・怒鳴り合い・大喧嘩!みたいなやつは激減したとしても、日々のもやもやは相変わらずです。

 

「アスペルガーは言わなきゃわからないから、その都度言えばいいんだよ!」ってアドバイスしちゃってる専門家の皆様、レベチなやつが毎回ですのでマジでやってられませんから!!

私たちはちゃんと言おうと気を付けてても、適格に言ってるつもりでも、なぜかズレて伝わらない謎のストレスを抱えてるんですよねぇ。

カサンドラ仲間のみんな、私と一緒にキックボクシングしませんか~??(笑)

ストレス発散に効果的ですよ!!

 

・・・あんなアザ見せられてやりたい人いないよねw

4月から、あまりにもアザが酷すぎるのでサポーターを付け始めたので今はほぼ治っています♪

 

・・・と、関係ない話はこの辺までにして。

気持ちや痛みを訴えても、夫にして欲しい事は伝わらない

ある日、夫と娘と映画見たりお買い物したり、あっち行ったりこっちいったりとフラフラする休日デートをしていました。

うちの夫は昔から基本的に1~5メートル先にスタスタと歩いて、家族を振り返ることはほぼありませんww

身長高い上にもくもくと一人で歩いていくのでいつの間にか10メートル位離れちゃうこともザラで、あまりにも声が聞こえなくなるとボーッとこっちを振り返って待ってたりする感じ。

 

付き合ってる時から「歩幅を合わせて!とか、会話をしよーよ!」と言い続けてきたけど、最近はもはやどうでもよくて、夫の存在は「道案内人」位な認識で、娘との会話を楽しみながら歩いています。

 

・・・さて、その日はかなり歩いて疲れていたのもあるのですが、例のキックボクシングのやりすぎで元々持っていた脂肪腫に神経とリンパが当たってめっちゃくちゃ痛かったんです。(この脂肪腫は年末に手術して取りました☆)

歩けないほど痛くて、5メートル先(連れだと思われないレベルの距離)を歩く夫に

HIKARI
ねぇ、待って!足が超痛いよぉ。動けない程痛いんだけど!!

と大声で何度も叫びました。

その日は何度も痛い痛いと訴えていたのですが、多分それも聞いてる風で聞いてない()

 

それでも一瞬振り返り、

OTTO
ふーん
と言いながら帰りの電車に乗るために駅へスタスタ入っていきました。
夫との距離は全く縮まらず、痛くて辛そうにしている私を見て娘が夫の所に走って行き、引き留めてくれました。
「ねぇ。痛いって何度も何度も叫んでるのにどうしてそれでもそのまま帰ろうとするの?少しでいいから座って休ませてくれない?」
と聞くと
「え??そうなの?言ってくれなきゃわからないよ。痛い痛いだけそんなに連呼されてもわからないよ。」
・・・だそうです。言ってたつもりだったんだけど、「痛い」じゃダメだったんだよね。しかも、一応言葉としては聞こえてたんだw
そうだよなー。
そうだったよなー。
夫はアスペルガーでわからないんだったー。
一昔前まで「痛いよぉ」って言ったら、「可哀想に」って( 一一)←こんな顔で定型文言ってくれてなかったっけ?
月日が経ってその定型文は忘れたか。
「痛いならちょっと休もうか」に繋がらないんだよな。
私の指示の仕方がダメでした・・・
人として普通だと思っていることが全然違くて、結婚もうすぐ11年のベテランカサンドラみたいに(笑)なってきちゃってる今でもハッ!とする。
全然ベテランには程遠い。まだまだでした;;
しかし、悲しいかな・・・いかにパートナーの苦しみが、こちらが思った以上に伝わってないかってことですよね。

顔や態度で苦しみを訴えてみても絶対伝わらない(笑)

これはまた別のある日の出来事。

買い物してて、なぜか私だけ重たい荷物を大量に両手に持っていたんです。

「なんで私だけこんなに重いの持ってんのよぉ!!!」と沸々と怒りが沸きおこってきて

はぁ~・・・

と何度か嫌そうに溜息をついてみました(笑)

 

すると夫が「どうしたの?何溜息ついてんの?」と聞いてきたので、「私ばっかり荷物持たされて重くて歩けないの」というと、これまた

OTTO
ふ~ん
そしてスタスタ普通に歩いて行ってしまいましたw
同じやつですね、これも。
「重くて辛そう = じゃあ半分持ってあげよう」にも繋がらないんだなぁ。
指示されてないからわからない、悪気はないと言われても、やっぱり腹立っちゃうんだよな(笑)

言わなきゃわからない感覚、アスペルガー同士では超納得(笑)

このタイトルみても意味不明だと思うんですけど、ちょっとずっこけてしまった話をもう一つ。

 

夫が義母と連絡を取りたくて何日も電話していたんです。

携帯も家電も一向に繋がらなくて、「うちのおかん死んでも誰も気付かなそう」とぶつぶつ言っていたので、

「ならお義父さんにかけてみれば?一緒に住んでるんだからさ!」というと夫は自分の部屋に戻って義父に電話をかけ始めました。

あ、ちなみに義父もとんでもない強烈なアスペルガーです。→アスペルガー同士でもカサンドラになるよって話はこちら

 

しばらくして戻ってきたので、どうだった?と聞くと「おかん家にいるって」と。

「ん???で???()

「いや、電話出た時におとんは二階にいて、おかんは一階で本読んでるよと。俺何日もずっと電話してたんだけどって言ったら要件を聞かれたからおとんに話したら、そんなことはおかんに直接話してくれと言われて切られた。」

 

・・・えええーーー!!!嘘でしょ?!?!

「切られたの?!用事があってずっと何日も電話かけて、でも出なくて、死んだかもしれないって心配してたくらいだったのに、お義母さんに電話変わってくれないの?!」

 

さすが!の一言に尽きるんだけど、アスペルガー本人はそれを何とも思っていないんですよね。

「だって、俺おかんに電話変わってと言ってないから。言えば携帯持ってってくれたんじゃない?」

ですって(笑)

「おかんに変わって」というアイディアそのものがなかったそうです。

 

マジでビックリしました。

あんなに用事があってどうしても連絡を取りたくて義父にまで電話したのに、おかんの生存確認をして、終了!!!ww

 

いやぁ~・・・

よく定型発達の人がアスペルガーの人に、先回りして色々やってあげちゃっても本人全く気付かないって話はアルアルですが、このエピソードで深く納得しました。

頼まなかったんだから、相手がやってくれなかったとしても何とも思わないんだなーって。

 

普通、繋がらなくて困って電話してきた息子が下の階にいる妻に電話かけてきたら、言われなくても変わってあげませんか?(笑)

え、変わりますよね???w

私は空気読みすぎ人間なの?

もうわけがわからないwww

 

アスペルガーは自分の行動に悪気がないんだから、そりゃー相手の行動も悪気がないと思いますよね。。

 

でももし私がその状況で義父と同じ行動をするとしたら、「変わろうか?」って夫に聞かないことは、夫に意地悪してる状態でしか有り得ないから、相手が同じ行動したら「意地悪されてる」と思っちゃうんだよな。

↑意味わかります?

文字だけで言おうとするとややこしいw

 

アスペルガーと出会ってよかったことは、じぶんの価値観が全てじゃないとわかったこと。
それが、例え人間レベルで当たり前に備わってる思いやりや優しさだと思ってるものだったとしても、それすらも常識ではないってこと。

 

うーん、そうはいってもわかっていてもやっぱり溜息出ちゃうし腹立つんだよな(笑)

そういう人間が存在してるってことを知れて心がかなり楽になったし考え方も広がったけど、なるべくなら、相手の困りごとにも興味を持ってくれる人に囲まれて生きていたい><

 

おわりに

アスペルガーは言わないとわからないってよく言われてるけど、アスペルガーと生活を共にしてる人からすると、・・・言ってもわからなくないですか??

伝わってる度合いが、半分もない感覚

今回の例はちょっと私の指示不足だったのもあります。

でも、頼んだものもまともに買ってきてくれたことないし、状況を説明して指示してみても、指示されたそのピンポイントしか実行されず、しかもいつも絶妙にズレてるんですよね・・・

 

相手の立場に立つということがなにより苦手だから、色々くみ取れないんだろうなぁ><

とにかく、こちらは言ってるつもりでも想像以上に彼らには伝わってないということを理解しておきましょうかね。

 

 

ラジオどうですか?の声

今日はタイトルがへんちくりんでごめんなさい(笑)

いやー、実は何年も前から何人かの読者の方々からポツポツと言っていただいてはいたのですが、ようやく重い腰を上げてみようかなと思っているジャンルなんです。

クラブハウスが出来た頃から、度々お声がけをいただいていました。

 

でも、複数で集まってアスペルガー夫の事を話しまくってるのもすごく救われるし一瞬楽しいんだけど、その後ドッと疲れちゃうんですよね。

何度かそういう場に行った事があるけど、みんなストレス溜まりまくってるから大悪口大会みたいな感じになってしまって、自然と口が悪くなって、なんというか帰り道一人虚しくなって。

そして、みんながこのやるせない感情を肯定してくれて自己肯定感が満たされる分、家に帰って夫とは余計にうまくいかなくなってしまうというギャップ。

 

なので正直、あまりワイワイお喋りするジャンルは乗り気ではありませんでした。

でも、「ラジオの番組としてやるなら聞きたい人がいるんじゃないですか?」と読者の方から声をかけていただき、興味を持ちました。

同じ悩みを共感しつつ、自分も相手も認めつつ、どこか明るく、ほっこりもしてちょっと笑えてっていう番組があったら、今も一人で苦しむカサンドラ仲間のそばにいれる存在になれるのかもと。

 

まだ始動するかも、何を使ってどうやってやったらいいかもよくわかっていませんが、もし始めることになったらまたお知らせさせてください。

 

なにせ一人でやるのでちょっと不安です(笑)

いつもなんかやろうとして意気込んで、結局しぼんでしまう私をお許しください;;

気長に温かい目で見守ってくださるとありがたき幸せでござりまする。。

 

今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。

 

ひかり

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